Works 今井直建築事務所の仕事
建築工事第三者検査
業務内容
建築工事中の建物について、見過ごしてしまうような部分について、経験豊富な建築士が施主に代わりチェック、検査を引き受けます。建物は貴重な財産でもあり、工事中でなければ修正できない部分が多くあります。 是非、経験豊富な今井直建築事務所にお任せ下さい。
建築工事第三者検査とは、工事業者に任せっきりではなく、施主に代わり経験豊富な建築士が、工事中のチェック及び、検査を行います。 木造住宅の場合は主に下記が検査の内容となります。
1.基礎の配筋検査
基礎のコンクリートを施工する前に、設計図通りの鉄筋を使用しているか、また施工されている本数も設計図通りであるか。また、定尺長さと言い鉄筋と鉄筋を継ぐ長さは規定通りであるか。 そして地盤面から型枠との「かぶり」厚も適格に確保されているかのチェックが必要となります。これらに不備があると、基礎構造の強度にも影響する大事な検査項目となります。
2.金物検査
建物上棟時に、設計図通りの補強金物が使用されているかのチェック、検査を行います。柱と基礎の接合に使用するホールダウン金物は、地震時に柱の引き抜け防止となる、大切な金物となります。 その他、土台と基礎を接合するアンカーボルト。 柱と、梁を接合する羽子板ボルトなど、近年では数多くの補強金物で建物を安全に保つように施工されています。
3.気密測定(C値測定)
気密測定とは、建物の外部と室内の隙間について測定器を使用して数値的に算出する試験を行います。単位は ㎠/㎡(建物床面積)となり、数値が低いほど気密性のある建物となります。 この、数値が大きいほど気密性が悪く隙間風の多い建物となり、夏場に暑く 冬場に寒い 冷暖房効率が悪い建物となります。 中には、床下から湿った外気が室内に流入して、室内がカビだらけになり健康を害してしまった方もいました。
4.竣工検査
設計図通りの材料、仕様で建築されて、建具の建て付け、設備の動作確認など、一般的な 竣工検査を行います。
●検査の目的
検査の目的は、検査により設計図通りに工事が施工されているかの検査を行い、依頼者に報告をすることです。
●検査の方法
当日の現況について検査員が、歩行できる方法で、目視、触診などの非破壊 による検査を行っています。
●検査項目について
各項目毎の検査範囲は抽出検査となるため、全数検査は行っていません。また、建築基準法等の各種法律に適合しているか否かの確認や耐震診断は行っていません。
●検査基準について
各々の部分・部材を目視、触診等により検査を行い、今井事務所の検査基準に基づき報告しています。
●検査結果ついて
当日の目視可能な範囲にて検査した結果を記載しております。したがいまして、すべての範囲が確認できていない項目でも結果表示がされます。目視できていない箇所に関しましては、本報告書と相違する場合があります。
●資料について
関係者から提供された資料や聞き取り調査による情報の誤りに起因し発生する損害について今井事務所は責任を負いかねます。
●その他注意事項
報告書の内容は、検査当日の状態を記載しています。本報告書に記載されている状態が、検査後も継続することを保証するものではありません。
本報告書に関するご質問は依頼者からのみ受け付けております。ご依頼者以外の方からのご質問にはお答えいたしません。
本報告書を今井事務所から第三者へお渡しすることはありません。依頼者が本報告書を第三者に渡すことにより、不利益が生じた場合は、今井事務所は責めを負いません。 また、今井事務所に不利益が生じた場合は、依頼者の責に帰することとします。
検査料(税別)
1. 基礎の配筋検査 1回  50,000円
2. 金物検査    1回  50,000円
3. 気密測定    1回  30,000円(測定の立ち合い)
(測定費用は別途測定業者にお支払いして頂きます。)
4. 竣工検査    1回  50,000円

ご希望する検査を、ご選択して下さい。

5. 報告書作成   5,000円/1検査当たり

特記事項
上記検査料は、100㎡までとし、それ以上の面積の場合1㎡当たり500円の割り増し料金となります。
また遠距離の場合は、別途 出張費用が掛かります。