Works 今井直建築事務所の仕事
建築の設計・監理・マネージメント
今井直建築事務所の新築建物における標準仕様


発砲ウレタン系断熱材
今井直建築事務所では、高気密・高断熱とされる「発砲ウレタン系」の断熱材を使用し高い断熱性能をもった断熱材を標準仕様とし、 外気の影響を受けにくく 一年を通してお客様が、快適な生活をお過ごしになられることを望みます。
断熱材(発泡ウレタン系)を使用するメリット
発泡ウレタン系の断熱材は、建物の内壁面及び屋根裏面に液体のウレタン原液を吹付けます。 すると、瞬時に膨張することにより建築材間の小さな隙間、配管そして配線の手が入らない隙間にも、断熱材が充填されます。 一般的な既製品の断熱材はどんなに丁寧に施工をしても、多少の隙間ができることは避けれません。 その、多少の隙間から外気の冷気を呼び込み せっかく手間を掛けて施工をしても、効果は少ないかと思われます。 また、断熱性能においても一般的な従来の断熱材と比較しても、「発砲ウレタン系」の断熱材の方がはるかに高い数値の差が出ています。

施工中の写真


■断熱材(発泡ウレタン系)の性能
空気をほとんど通しません。 一般的な従来タイプの断熱材は、繊維の間を空気が透過することにより空気中の湿気も室内に取り込んでしまいます。 それにより、壁内結露の原因ともなりカビの発生にもつながります。発砲ウレタン系の断熱材は台風なみの負圧を掛けても空気を通しません。 工事後は壁材で隠れて見えなくなってしまいますが、工事後に発砲ウレタン系の断熱材にやり替えるとなると 大工事となってしまいます。そのため、手間がかかってもこの発砲系の断熱材をお薦めします。


施工後の写真

●剥離・脱落の心配がありません

建築材にじかにウレタン原液を吹付け、それが発砲膨張して断熱材となります。 そのため、建築材との密着性が非常に高く時間が経過しても剥離・脱落の心配がありません。 また、建物の揺れに対してもウレタン系断熱材は追従するので工事後の隙間などの発生の心配がありません。

●水をほとんど通しません

発泡ウレタン系の断熱材において、メーカーにより差はありますが、今井直建築事務所で推奨するものは5%以下の給水率となり、他社のものと比較した場合10倍以上の差があります。 発砲ウレタンが吸水すると、変形を起こすだけではなく、断熱性能が大きく低下するとともに。カビの発生原因ともなります。

●隙間をつくりません

ウレタン系断熱材はウレタン原液を吹付け、瞬時に約100倍(メーカーにより異なります。)に膨張し、建築材間のわずかな隙間にも入り込み冷気の浸入する隙間を完璧に塞ぎます。 それにより高度な気密断熱効果で、四季を通じて快適な室内環境を保ちます。