Guideline 指針
今井直建築事務所の6つの行動指針
【行動指針1】依頼主を感動させ、よい関係を持続します
建築主に何を与えることができるのか。私たちの仕事は、一人ひとりがこう考えて行動するところにすべてかかっています。 私たちが行っている仕事の結果が、建築主に与える影響の大きさを知っているからです。 建築はたとえ同じお金をかけたとしても、知恵と工夫と努力しだいで、結果に大きな差が生まれます。 私たちは、建築主の要求をたえず自分の要求より優先させます。 そして、いつも強く気にかけているという事実をはっきりと伝えます。
【行動指針2】爽やかな挨拶と、魅力的な笑顔で接します
挨拶は、言葉のコミュニケーションの第一歩です。 先に挨拶のできる人は人間として一枚上。会った時やすれ違った時、周りの人を明るくする爽やかな声で、私たちは進んで挨拶を差しあげます。 挨拶が言葉のコミュニケーションなら、笑顔は言葉以外のコミュニケーションです。笑顔を絶やさない人は、人間として大きな魅力があります。 また、自分だけでなく相手も幸せな気持ちにさせます。
【行動指針3】面白いことを考え、周囲を楽しくさせます
自分との対決が長く続くと、心も体も消耗します。それが人間です。 頑張っている自分にも周りにも、ちょっと気を利かしてご褒美を差しあげましょう。 フランスの思想家・パスカルは言いました。 「人間は、どんなに悲しみに満ちている時でも、誰かがうまい具合に気晴らしに引き入れてくれたら、ほら、もうその間はこんなに幸福なのだ」と。 人間には、一時的に目の前の課題から離れてみることも必要です。
【行動指針4】失敗を恐れず 新しい冒険に挑戦します
あるアプローチが、別のアプローチより何倍も良い結果をだすのはよくあることです。 間違ったアプローチに頼っていて、本来の能力を出し切れていないとしたら、私たちには成功の可能性が十分にあります。 間違いを正せばいいのですから。 多くの偉人が言いました。 「失敗はできるだけ早く、しかも度々繰り返す方がよい。 成功に至る道は失敗の連続だったのだから」と。飛躍とは、思索から生まれるものではなく、行動から生まれるものです。
【行動指針5】仲間を大切にして、協力しあって進みます
私たちは、人とのかかわりの中で生きています。そして私たちは、誰かから好意を受けるとお返ししたくなります。 自分の力だけで伸びていく人はいません。 集団やコミュニティの持つ力が、個々の能力を伸ばします。どんなに優秀でも、自分のことしか考えない人は、チームの仲間としては必要ありません。 もし、仲間の一人でも悩み、苦しんでいる時には 温かい手を差し伸べともに歩みます。
【行動指針6】学びを忘れずに、より多くの成果を追及します
私たちは多くの場合、何かを達成したり、学んだり、改善したときに充足を感じます。 そして私たちは、さらに試練を課し、自身の能力を伸ばそうとします。 自分を甘やかす行動より、成長の過程に充足を感じるからです。 勉学や読書などの学びによる発見は、ときに化学反応を起こして大変化することがあります。 私たちは、更なる可能性を求めて、常に努力を惜しみません。